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先日の「良い表現とは」の続き☆彡

先日、「2学期7週目のレッスン」の2年生のコーナーで、

「良い表現とは」の続きを後日書かせていただきます

と書きました。

遅くなりましたが、ごらんください。

 

まず一番大切なことは、作者の表現したかったことが表現できているかと言うこと。

いくら上手そうに読めていても、作者の意図と違う読みは、「悪い表現」です。

作者が何について、どういう思いで書いているかをしっかりと把握する・・・

つまりテーマを、正確に捉えなければいけません。

次に構成を理解する。

テーマと構成を理解した上で、

文字に書かれた内容を、作者がどんなイメージで書いているかを捉え、表現する。

このように作品を深めなければ、良い表現はできません。

書かれてある文章は、包装紙の柄のようなものです。

この柄の読み方ばかりを工夫する人が多いですが、

大切なのは、この包装紙の中身です。

中に何が入っているのか、どれだけ入っているか、知らなければなりません。

そして、その中身のたくさんの情報を伝えなければなりません。

それを伝えるときに、文章という「柄」の記号を使って表現するのです。

一番悪い読み方は、何が書かれている文章か、何も考えずに読むことです。

本人が分かっていないのですから、この読み方では、聞き手には何も伝わりません。

次のレベルの読み方は、書かれてある文章を分かりながら読むことです。

この読み方だと、聞き手には書いてある文章の内容は理解できます。

とても良い読み方は、包装紙の中身の情報をたくさん伝える読み方です。

つまり、作者のイメージ(気持ち・五感・五感に対しての気持ち)を伝える表現です。 

そのためには、先程も書きましたが、たくさん深めなくてはできません。

どんな分野の表現も、正しく深めれば深めるほど、表現の内容は良くなります。

その作業を面倒くさがらずに行いましょう。

作者の意図通りの表現プランが見えてくるはずです。

そして、答えが出たら、表現プラン通りに、感じたり思ったりしながら読みましょう。

良い表現とは・・・正しく深めなくては生まれません。

 

授業で何度か説明したことを上記に書いてみました。

深める作業をしたならば、表現で迷うこともなく、表現がとても楽しくなることでしょう!

優れた表現者になるために頑張ってください☆彡

それが一流への道です☆彡

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