シータ・ぴっころ・ドラミのよこざわけい子が、声優・ナレーターになりたいあなたへ語ります ラピュタ―その夢の先へ

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ラピュタ―その夢の先へ

スクールやプロダクションを作ったきっかけ

先週の1年生の1週目は、アクセントとア行のレッスンを行いましたが、

初めての授業ですので、

レッスン内容やカリキュラムなどについての説明と、

どんな気持ちでスクールやプロダクションをやっているのか、

何がきっかけでスクールやプロダクションを始めたのか、

などの話もさせていただきました。

その話の中から、何がきっかけでスクールやプロダクションを始めたのかを、

今日はこのブログでお話しましょう。

 

私は俳優生活協同組合を独立したあと、とても仕事は順風満帆だったのですが、

2年も経つと、一人で営業することにだんだん疲れてきました。

そんなときに、俳優生活協同組合のときに私の担当マネージャーだった方に久々にお会いしたのです。

その方は某プロダクションの社長になっていました。

そして、所属のお誘いを受けたのですが、私は一人で仕事をするのにも疲れていたので、

そのプロダクションの慰安旅行に参加してから所属することにしました。

 

慰安旅行の先は、長野県の諏訪湖。

その諏訪湖のほとりにある諏訪大社に立ち寄りました。

そして、おみくじを引いたのですが・・・なんと!大凶!!!

この世に大凶というおみくじがあるわけはないと思っていた私は、ショックでした。

いつも人生の岐路に立った時には、自分なりに前向きの選択をしてきた私ですが、

その時だけは、「一人でやるのに疲れたから」という後ろ向きの理由で選択をしてしまったのです。

それを神様が「いけないよ」と教えてくださったのかと、勝手に思い込んだ私は、

そのプロダクションのお話は丁重にお断りしました。

 

そして、ただお断りして元に戻るだけでなく、もっと前向きに生きなくては!と思い、

自分がビッグになるためにプロダクションを作り、

自分で教えた人たちを所属させようと思って、スクールを作りました。

もっと前向きに生きて、もっとビッグなタレントになろう!と思ったのです。

 

ところが、それが大きな誤算でして、

社長になるということは、所属を差し置いて自分を売ってほしいとは言えない立場です。

それに私が雇われ講師でしたら、

マスコミの仕事が入れば、代わりの講師を立てて、マスコミの仕事を優先させるでしょうが、

私はプロダクションを大きくしたいために後進の指導をしているわけなので、

無責任なことはしてきませんでしたし、していません。

その結果、持ち役のキャラクター以外、いつのまにかマスコミの仕事をしなくなってしまいました。

 

でも、その代わり、教えることを通して、私は表現で何が大切かを考え、その答えを掴みました。

なので、今のほうが表現者として優れていると思います。

それに教材の文章を書いたり、脚本を書いたり、舞台美術を考えたりと、

演技者としてよりも自分に向いている分野も見つけました。

ですから、今の私の夢は、以前は自分が大きくなることでしたが、

今は「理想のプロダクションを作ること」に変わりました。

そのために、人材を育てようと頑張っています!

 

そして、諏訪湖で大凶を引いたときのことを忘れてはいけないと思って作った詩が

「春に生まれたかかし」です。

このかかしは、そのままそこにいればまた春になるのに、

それが分からないで、春を求めて飛んでいきます。

人から見たら、馬鹿だなと思われる選択でも、私はこのかかしのように自分が良いと思ったことならば、

前向きに選択して生きていくような人間でありたいと思っています。

 

その大凶のおみくじから10年ほど経った時に、うちのプロダクションで諏訪湖に行くことがありました。

諏訪大社へ行く前日、私はこの大凶のおみくじの話を初めて所属の人たちに話しました。

そして、「明日私は再び諏訪湖でおみくじを引いてみようと思います」と宣言しました。

翌日、所属全員が心配しながら見守る中、私はおみくじを引きました。

 

大吉でした!



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新学期の始まりに伝えたいこと②

新学期の第一週目に2年生に伝えたことの中から、「オーディション」の話をしましょう。

 

プロダクションへ入るためのオーディションは、「オーディションの当日」1日で決めるのではなく、1年がかりで審査が行われます。

毎週通常の授業を終えた後、時間を延長して「ナレーションのテスト」が行われ、オーディション時の参考資料になります。

「秋の合宿のプレオーディション」や「卒業公演の本番」でも審査され、

それらを踏まえたうえで、オーディション当日の点数を7~8名の審査員がつけ、その合計点で合否が決まります。

今年のオーディションはとてもレベルが高く、合格ラインの点数を引き上げざるをえませんでした。

トップで合格した人は、当スクールで2年間の勉強をしたあと、預かり所属としてもう1年勉強していた人ですが、アトリエ公演でも素晴らしい表現をし、オーディション当日の自由課題では審査員たちを泣かせました。

その人は、ジュニア所属を飛び越えて、準所属としてトップ合格。

今回は、その人のように預かり所属から準所属へ合格した人たちが多かったです。

逆に昨年ジュニア所属として合格した人たちで、点数がおよばず、準所属へ昇格できなかった人たちが多かったのは残念です。

 

以上、今年のオーディションの詳しい情報をお話ししましたが、

みなさんにとって、プロダクションへの合格は当面の目標でしょうが、それよりも大切な本当の目標は「売れるプロ」になることです。

売れるプロになったら、一流のプロ、一流のプロになったら日本一のプロ・・・と目標を高く持たないと、ビッグにはなれません。

夢を手に入れるというのは大変なこと。

資格ではありませんから誰でも手に入れられるというものではありません。

だから、「夢」なのです。

この夢は、

①夢を手に入れたいと思い続ける強い欲

②そのための努力をし続けられること

この二つがなければ手に入りません。

でも、手に入れたならば、素晴らしい生きがいと仕事の充実感、そして生活が手に入るのです。

「教え子の人たちみんなが夢をゲットしてほしい」と思いながら、私は「理想のプロダクションにしたい」という「私の夢」のために頑張っています。

 

さて、1年後はどんなオーディションの結果を報告できるでしょう。



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新年度の始まりに伝えたいこと

今週は新年度の第一週目の授業です。

初めてお会いした人、春休みを経てしばらくぶりにお会いした人、

どの人も夢に向かって頑張ろうという輝きを放っています。

一年生には、

声のプロになって活躍している全ての人が、皆さんと同じ時期があったということ。

私も、皆さんと同じころ、天ぷら屋さんに住み込みで働いていて、

毎朝、天ぷら屋さんのお掃除をしながら発声訓練・滑舌の練習をしていた時期があったこと。

そしてお掃除をしながら

「こんなことをしていて、本当にプロになる日が来るのだろうか」

と落ち込む日もしょっちゅうだったこと。

ですから、これから皆さんが不安になるであろう気持ちも良く分かること。

でも、落ち込んでも決して上手くはならないこと。

不安な気持ちを救う方法は、練習しかないこと。

不安になったら、勉強すること。

そのことをしっかりと心に受け止めておいてほしい!

という話をしました。

それから花開く時期は人それぞれ違うのだから、

人との競争よりも、自分に打ち勝つこと、が一番大切なことだということ。

そして、いずれやってくるチャンスをしっかりとゲットするために、しっかりと実力を身につけておくこと。

チャンスは、夢をゲットしたいという強い思いのアンテナをしっかり張っていないと、やってこないこと。

こうなりたいという強い思いが、チャンスを呼び込むこと。

ちいさいアンテナしか張っていないと、ちいさいことしかチャンスは飛び込んでこないこと。

だから、できるだけ大きな夢のアンテナを張って、

大きなチャンスを呼び込み、

そのチャンスをゲットできるだけの実力をつける努力をし続けること、

それが大切だと話させていただきました。

自分を信じて、自分に打ち勝って、全員が是非一流のプロになってほしいと強く思いました。

私の夢は、私のプロダクションが大きくなることです。

ただ大きくではなく、全員が一流の実力を持ち、絶えず前向きの努力をし続ける人たちで構成されている、

質実ともに素晴らしいプロダクションになることです。

そのために、夢に向かって頑張っている生徒さんを、私も夢に向かって一生懸命教えています。



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今日からいよいよ新学期!

今日から新学期が始まります!

今年は休む暇なく新学期に突入!といったところですが、

気力はとても充実!

準備もОK!

です!

新しい人たちにお会いするのも、とても嬉しく、楽しみですが、

その人たちの将来や人生がどーんと私の肩に掛かってきます。

その重圧をしっかりと受け止めて指導していかなくては、

と決意も新たにしています。

私のもとで学ぶ選択をした全ての人に明るい未来を!

と思いながら、頑張って教えていきますので、

みなさん、私と一緒に頑張りましょう☆彡



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ブログの表紙の写真について


ブログを書き始めて、はや5回目になりました。

今日は、このブログの表紙?の写真についてお話しましょう。


綺麗な海でしょう?

この写真は娘が撮ったものです。

写っている人物は、私ではありません。

実は、私の義理の息子で、新婚旅行の時に娘が写したものです。

モルジブの海です。

気持ち良さそう!                 

娘は最高の海だったと言っています。

その最高の海へ私もいつか行ってみたいです!



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